大型バイク免許を取ることにした

最近一人で逆立ちの練習をしている。理由は簡単、映画「燃えよデブゴン」に出てくるサモハン・キンポーのキレキレのカンフーを見て「最近アクロバティックしてねぇな・・」って思ったからだ。

 アクロバティックに挑戦するとはいえ何から始めたらいいものか、急にバック宙や少林寺拳法を習いに行くのも何か違う気がしたので手始めに逆立ちから。という運びになった。

しかし実際にやってみるとコレが想像以上に難しく、頭は下に向くが脚が真っ直ぐ伸びなかったり、社会人になって筋力低下したせいか満足に回数を積めなかったりと困難を極めていた。

それから2週間くらい経ったであろう今週の火曜日、伸びなかった脚も伸びるようになり粗方ではあるが世間一般的に言う「逆立ち」というカタチにはなりつつある所まで来た。その時に小さな、本当に小さな達成感が込み上げてきた。「やった、人間頑張れば出来るようになるんだな」って。

そしてソレと同時に「オレもっとやりたいこと有るんじゃね?」という思いも頭をよぎった。

確かにやりたいことは有る。髪を切りに行くとか、モンブランを1ホール全部食ってみたいとか、西川の高級掛布団が欲しいとか考えだしたらキリがない。そして今回はそういうことじゃないのは知っている。何かしらの苦労や鍛錬の末に掴み取るものを指しているんだと思う。

うーん、何かないものか。英会話?海外行く予定ねぇしな。船舶免許?松方弘樹かよ。じゃあヘリの免許?高須クリニックじゃねえかよ。あのドバイのCMいまだに意味が分かんねぇ。

と色々考えて出た結果、

「そうだ、大型免許でも取りに行こう。」

という結論に至った。

いや、別に乗りたい大型バイクは無いんだ。高速道路におけるパワー不足や、中型には無いカッコイイデザインに魅かれて大型にステップアップする。といったような理由がサッパリ無い。それでいて現在乗っているR25もGROMもモンキーも目立って不満なところは無い。

いま考えても不思議だ・・・もしタイムマシンがあったら火曜日のオレに何故そんな事に至ったのか動機を聞いてみたいくらいだ。

 

ということで大型二輪教習を受けることになったから、次の記事からはメインはそっちになってくるかもしれない、そんなお話。

 

おわり。

 

実はこの記事を書き起こしてるときには、もう二回教習を受けている。基本的な取り扱いと1本橋だっけかな。

後でちゃんと記事にはするが、教習車とはいえ中型と大型では印象が違う。とは言ってもいつ記事として出来上がるか分からないので、取り急ぎ「大型バイク全然アクセル回せねぇ!」とだけ言っておこう。