長かった・・・ここまで来るのに。いやだってさ、前にR25をカスタムするカスタムするって言っておいてヘッドライト交換しただけだったからさぁ。肝心の走りの部分がね・・変わって無いよね。
まあなんてーの、このタイヤ交換を第二回目(?)に添えた理由も「純正タイヤの大往生」だったワケで。・・こう聞くとカスタム感は無くなるけど、今回はバッチリとR25の走行性能が上がって充分カスタムされたと言ってもいいだろう。タイヤ、スゴイ。ホント、スゴイ。
今回取り替えてもらったタイヤはメッツラー社のスポルテックストリートってヤツ。あのゾウさんマークのね。(あの?)
コレねコレ。
そしてこのゾウさんメーカーについて軽く調べてみたら、あのベルリンの壁で有名なドイツに本社を構えているらしく、なんと同じタイヤメーカーであるピレリ社と友達らしい。しかも30年くらい前から。このゾウさん、意外とグローバルなのだ。
これが友達のピレリ。どっちかというとコッチのが有名かな?
まあメッツラーの話は分かったよ、じゃあなんでメッツラーを採用したのかって?
本当だったらグロムの時と一緒でミシュラン製のタイヤにしてもらおうと思ってはいたんだけど、だがこれが偶然間が悪かったのかR25のサイズに合う在庫自体が無かったんだ。
で、テキトーにカタログめくって在庫のある適合タイヤを探してたら、たまたまゾウさんマークのメッツラー社のページを見つけちまった。
そしてその瞬間オレは「ロゴがゾウさんだと?カ、カッコイイ・・コリャあメッツラー社の買うしかねぇ!」と。つまりオレ自身無類のゾウ好きだから買ったということ。いわゆるジャケ買いってやつ?
METZELERの文字は撮れたが、肝心のロゴマークが見切れてしまった。無念。
新品タイヤ特有のヒゲと謎の線。何もここまでメッツラーカラーにしなくても・・芸が細かいな。
しかし動機が動機だからスポルテック自体には「前のタイヤより悪くなければいいや」くらいの気持ちだった。むしろ「多少悪くてもゾウさんだから許す」くらいの心構えだった。
それがいざ取り替えてもらって、跨って、アスファルトに走らせた瞬間、オレの中にあった期待値を大きく上回った。
とにかくスゴかった。コイツは今までのと違う。もしコレがタイヤなら純正タイヤは本当にタイヤだったのだろうかと思ってしまう程だ。
まず、線が違う。明らかにタイヤが接地し、グリップしていると感じる線が明らかに違う。例えば純正が常に1の接地感があるとするならば、スポルテックは1.3~1.5はある。
スポルテックに振り幅があるのは理由があって、とにかくコーナリングの安定感が高いからだ。おかげでバイクが倒しやすく、R25自体のコーナリング性能は格段に上がった。また高速道路での走行でも、追い越しの加速や横風にも車体がフラフラしづらくなった。
それらが故に接地感の比較として直進では1.3、コーナリングでは1.5という評価になった。オレ的には大満足。すばらしい。
ドレスアップ効果はあまり無いけど、とってもスゴいパーツ。それがタイヤなのだ。
そしてETCも付けてもらった。別体式のヤツ。ETCカードを作ってからというものの早く取り付けなければと思ってはいたが中々踏んぎれず。そしたらバイク屋の店員さんが「今なら助成金付きますよ?」と一言。すぐ付けた。・・日本人だなぁと感じる瞬間だった。
取り付けたのは日本無線のJRM-21というETC。なんでも水に滅法強く、それでいて各部品をコンパクトな設計にしたらしい。
緑色に発光しているのが認証インジケーター。確かに小さい。
本体。デカデカとETC2.0の文字が。
まだETC自体は利用してないので、どういう感じになるのかとても楽しみではある。あのETCレーンのバーが上がる光景を間近で見るのが・・・
という事で久しぶりのバイクのカスタムに勤しんだワケではあるが、R25があんなに進化するものだとは正直思わなかった!
やって良かったね、タイヤ交換。走りやすくはなるわ、燃費は上がるわで良いことづくめのカスタムなんじゃねえかな!
同じ5、6万でカスタムするならマフラーじゃなくてタイヤにするね!もうね、コーナーの一つ一つが楽しくなっちまうのなんの!
お金が貯まったら次はドコにするかな!あー、スゲー楽しみ。
おわり。
大型二輪と平行して自動車の限定解除も受けていたオレだったが、このまえ無事に卒業した。バイクのMTも面白いが、車もスゲー面白い。バイクには無いコクピット感とでもいうべきか、とにかく車に対してのワクワク感が止まらない。・・来年あたり軽のMTでも探しに行こうかな、パワー小さいから操作するの面白そうだし。