「あの道」へ行った

疲れたからバイクに乗った。「ハァ?馬鹿じゃねぇの?」って言われるかもしれないけど、そういう時が稀にある。そして今日がその日だった。

いつもは他県へ遠出したりしてるけど、今回は近所の行ったことない「あの道」へ向かった。

ー普段だとスルーしてしまうけど、実は気になっている「あの道」。細かったり広かったり、大体どこに通じてるか検討はついてるけど何故か惹かれてしまう「あの道」。

近所ということもあり、そんなに急がずゆっくりと走る。そうすると周りの景色が良く見えるようになる。

 

汚い川に釣り糸を垂らす高校生くらいのお兄ちゃん2人。スゲー眠たそうだ。

ちょっと走ると、路肩に停車している車がワンサカ。おそらくバードウォッチングをしている老夫婦の固まりだ。天気も良く、絶好のウォッチング日和だろう。

もうちょい走ると、ロードバイクでシャカシャカ走るオジサンとお兄ちゃんお姉ちゃんの集団。風も緩やかだから、さぞ気持ちいいだろう。

そんなことをしているうちに、いつも見慣れた道にぶつかる。で、また違う「あの道」へ向かう。その繰り返しだ。

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正直な話、何かあったかと言われると何もない。強いて言えば、たまーに通勤に使えそうなショートカットが見つかるくらいだ。

イヤ、何かあった。「あの道」に対するモヤモヤが無くなる。・・・改めて言う事でもないか。

おわり。

先日バイク屋さんから電話があって、もうすぐグロムが返ってくるらしい。しかも家まで運んでくれるとのこと。なんだかVIPになった気分だ。