「すげえな科学ってのは・・・」そんなことをずっと思ってた1日。
フォトクロミックシールド買って、夜明け前から昼間まで走り回って、もうビックリの連続よ。すげえ、この世にこんなモノ売ってるんだ、というか凄すぎて売って大丈夫なの?とワケ分からなくなるくらい素晴らしいパーツだった。
そもそもヘルメットに付いてるシールドの役割ってなんだろう・・風避け雨避け、色の種類によっては眩しさなどの視界対策。突き詰めれば他にもあるんだろうけどメインはこの2点だと考えている。
そしてこのフォトクロミックシールド、その2点においてスキが全然無い。
「眩しいのがイヤならスモークシールドで良いんじゃねえの?」と思う人も居るだろう。実はオレもそうだった。
一見万能そうなスモークにも1つだけ大きな弱点があって、暗すぎるあまり夜道が怖い。ツーリング帰りで日没が近づくにつれ、まあ怖くて怖くて。そんな怖さに耐えきれず、ある時期はクリアシールドで走ってみたんだけど、やっぱ眩しい。耐えられないことは無いけど眩しい。
こうなったら間を取ってライトスモークでも買おうかなって思ってた時に出会ったのが今回のフォトクロミックシールド。
パッと見、何の変哲もないシールドだけどね。
詳しいカラクリは分かんないけど、紫外線の多さによって表面が黒くなるらしい。
つまり紫外線の少ない夜はクリアに変色して、逆に昼間はスモークに変わる。眩しくならない、夜道も怖くならない。凄いなこのシールド!
ちなみに変色の切り替わりも不自然なところは一切なく、時間にしても30秒いかないくらいで反応するから本当にスキが無い。
それと最後、スモーク状態での話。元々のスモークシールドよりも視界の色味が少し青く、フィルターが掛かってるように感じる。
最初は違和感があるけど、段々と慣れてきて「むしろこういうスモーク売ってねえかな」と唸るくらい良い色に思えてきた。何故か。
この色で走ると、アスファルトや天候やら物影などが強調されて、風景とかが無機質に映るのよ。まるで走りに必要な情報のみをピックアップしているかのように。
少し大袈裟かもしれないけど、他のカラーよりライディング自体に集中しやすいかもしれない。もしかしてここまで考慮してSHOEIは作ったのかな・・分からない。
あ、それともう1つ。ニープロテクターね。
前はコミネの外付けロングタイプを使ってたんだけど、今回は強度を増した同じタイプのを採用した。何でもCE2という規格をクリアしたモノらしい。
早速付けて走ってみた。プロテクション部分の固さや厚さから生まれる信頼感は元より、それを勝る着け心地の良さがあった。特にヒザ上。
従来のプロテクター。これはこれで良い。
今回。ヒザ回りのカバーが全然違う。
バイクに乗ってる時って意外と足の曲げ伸ばしが多いから、動きに対して防護部分が追従してくれるのは嬉しい進化。
それに以前のプロテクターだと、ヒザ上に多少の突っ張りがあったが、それもほとんど無くなった。動きやすくなるのは良いことだ。
ガードも進化し尚かつボディアクションの邪魔にならない、全体の性能が上がったニープロテクター。装備として素晴らしいの一言だった。
実は今回、装備を大きく替えたのには理由がある。現在勤めてる会社が基本日曜しか休みが無いことに今さら気付き、遠くへ行く為には外が暗い時間も利用していかないと、行動範囲が限られてしまうと感じたからだ。
それには一日中安定した視界の確保と疲労が溜まり辛く動きやすい装いが必要だと考え、その第1回目の導入としてシールドとプロテクターとなったワケ。
第2回がいつになるか分からないが、今後ロングツーリングに使えそうな物はドンドン買って、またブログにでもダラダラ書いていこうと思う。たぶん。