R25、サスの新調とその重要性

リヤサスを純正から社外に換えた。YSS社のMZ366だ。エントリーモデルのサスだ。それに伴ってフロントフォークはOHをした。結果、R25の乗り心地が良くなりオレは満足した。

 ・・MZ366の性能も凄かったんだけど、今回はそれ以上に前後サスのメンテサイクルを改めてるべきだなと痛感した。思い当たれば早めにしておくのが吉。イヤ、大吉だ。

ちなみにオレは約3万km走行で実施した。当時はサスの新調に「そんなに変わるかね、そんなに」と半信半疑だったけど、振り返ったら遅いくらいだったな。

じゃあ何故半分も疑ってたのか。別に乗れないことはなかったからよ。目一杯伸び縮みもしないし、どこからもオイルが漏れてない。性能として全く不足不具合している様子は無かった。

でもその一方で、シートを手で押しただけで後ろが深く沈み、押し引き中フロントブレーキかけただけでバイクが前のめりに大きく縮む現状。

問題は起きないし、そんな予兆も無い。しかしこの4年と3万km、流石に悪いコトになってるんじゃないかと。コンディションがさ。

そもそも消耗品ということもあり、勇気を持って交換に踏みきった後、これはびっくりエラく驚き今しがたという状態。ホントに変わった。たまげたぜ。

・・2万kmだな。距離だと。感覚だと、前後揺らして簡単に動くようなら考えはじめないとな。1回交換してみてやっと分かったな、ヘタり具合ってヤツが。

「で、結局換えて何が良くなったのよ?」と言われると、「全部」かな。

サスメンテして走れば路面段差のショックを和らぐ。止まろうとすれば車体の無駄なブレが軽減され、その分安心してレバーに掛けられる。曲がればシッカリと前後タイヤを押さえ付けてくれるから、以前より余裕を持ちつつコンパクトに曲がれる。

まず基本的な効果として「バイクが持つ基本性能の復元、または底上げに作用する」が挙げられる。

今回はそれらに加えて赤いスプリングによる車体カラーとの統一感も生まれたため、回答は「全部」かなと。性能見た目、どっちもだし。

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黒赤バイクにコレ。中々いいでしょう。

あ、それとリヤサスもOH可能になったことも大きい。純正だと交換一択だけど、どちらか選択出来るようになった。気に入ったら価格を抑えて更新、それ以外ならサヨナラと、選択の自由があることは喜ばしい限りだ。

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純正サス。見た目じゃヘタりは分かり辛い。

「乗れるからまだいいや」でも一向に構わないんだけど、「楽しく、ラクに乗る」ことに少しでも興味があるなら是非、強く、大手を振るっておすすめします、サスのメンテ。大掛かりな作業な故に時間や金額は相応だけど、サスペンションが与えるチカラや魅力ってスゲーんだから、ホントに。