無事帰ってきた・・・3日前。約2週間の旅だった。
久しぶりに帰ってきた家は何かこう、全然懐かしさもなく、「昨日居たっけ?」と思ってしまうほどの安定ぶりだった。
まあ2週間じゃそうなるか、半年1年ならまだしも。
・・ああ、そうだ。旅の話だよね、旅。
これがまあ、すっっっごく良かったよ!!もうね、ヤバい。何がヤバいかと言うと、端から端までヤバい。ホントすげーんだって!東北、そして北海道って素晴らしいなと!
そうなんだよ、オレ結局北海道まで行ってさ。実は青森まで行って、その後どーすっかなーと青森市内のホテルで思ってたんだけど、青森~函館間のフェリーがガラ空きだったから「やるしかねえだろ!」っていうノリと勢いで北海道まで行っちゃったんだよね。スゴいね、若いって良いわ。
・・とまあ全体の感想もいっぱいあるけど、これくらいにして今回は東北での話。
本当は1県1県じっくり見ていきたかったけど、結構駆け足で過ぎていった記憶。
1日目は殆ど移動の日。千葉~福島をダラダラ走ってたら滝桜で有名な美春町に着く。
オフシーズンの桜の木はカッコ良かった。
それともう1つ良かったのが磐越自動車道。路面の凹凸が少なく走りやすいし、山と山の間を抜けるから景色は良いし、適度にアップダウンがあるから飽きない。最高だろあの道路・・・いつまでも走っていたかったな。
2日目はちょっとしたアクシデントから始まる。出発前に交換したチェーンが急に伸びだしたので、急いで近くのバイク屋で調整してもらった。
店員さん曰く、交換直後のチェーンは伸びやすいらしい。
その後は宮城県石巻市までダーッと北上し、オレがどうしても行きたかった石ノ森萬画館へ。
オレ小さいころからロボコンが好きでさ。そしてそれと同じく仮面ライダーが好きなんですよ。そりゃルートから大きく外れても行くよ、だって好きなんだもん。
中には様々な作品の原画はもちろん、007やキカイダーの等身大ジオラマと歴代ライダーの胸像が置いてあったり、(撮影禁止だったから写真は無いけど・・)何時間でも見ていてたかったくらい楽しかった。
3日目。天気は小雨。路面は少し湿ってて良い状態ではないが、何となくコバルトラインへ寄ってみた。
しかし現地に着くと、そこは大雨。バイクはおろか車も走ってない。
でもここで気付いたことが。R25に履かせているタイヤ、メッツラー社のスポルテックストリートは雨に強めなことが判明。
雨天時のコバルトラインを良い調子(法定速度内)で走っていても、タイヤの接地感が大きく失われずに、何の不安も無く安定した走行が出来た。スゲーよあの象さん!
交通安全のお参りをしてきて、金色堂も見て、資料館にも行ってきた。
・・確かに凄かったんだけど、個人的に一番興味があったのは御堂の中に無造作に、そして沢山貼られてあったお札だ。もう「ステッカーボムかよ!」ってツッコミたくなるくらいに。面白えから写真でも撮りたかったけど、なんかバチが当たりそうだったので泣く泣くスルー。
4日目。この日はオレが中学校のころ非常にハマっていた童話「オツベルと象」の作者である宮沢賢治の記念館に行くことにした。
中に入ってみると・・・難しかったね。オレよくよく考えたら「オツベルと象」しか読んでねーもん。グララアガアだもんグララアガア。
確か何だったけな、イーハトーブとかバイストンウェルみたいな仮想の空間がどうとかで・・地元の農業の発展にも尽力したとか・・とにかくスゲー人だった。
久しぶりに頭を使って疲れながらも、八幡平アスピーテラインへ。ルートを見てみると、道がクネクネしていて峠道っぽい。
そりゃあもう言うまでもなく道は走ってて楽しかった。かったけど、それよりも景色の変わりように酷く驚いた。
スタートの麓周辺は緑がいっぱいで爽やかなのに
頂上は雪だらけの真っ白銀世界。時空がトチ狂って北欧にでも連れていかれたって言われても納得するくらいの変わりようだった。
それに何故か白人の観光客がワンサカ居たせいか、より北欧感が増していて「日本なのに日本人がミスマッチな空間」になっていた。
その後、弘前城付近で城内見学そっちのけで気の良い爺さんと世間話をしたり、テキトー交通整理のせいで対向車に轢かれそうになりながらも無事青森市に着いた。
東北はこんな感じだったかな。確かに急ぎ気味っちゃあ急ぎ気味だけど、見たかった場所は殆ど回ったし、雨雲との追いかけっこも楽しかったし、全体的に良かった記憶。
次回は北海道編。東北も良かったけど、北海道は凄かった。それはまたその時詳しく。
おまけ。
駐車場が空いてなかったから仕方ないっちゃないんだろうけど、停め方雑すぎだろ・・・