今日も明日もバイク中心

YZF-R25とグロムとモンキーに乗る男が、バイク中心に感じたことを書き散らす日記。

ジクサーに乗った

スズキのジクサーだ。最近日本で発売された150ccのネイキッドバイクである。

 ジクサーという名前はこのバイクが生まれる前からあり、同じスズキのGSXRシリーズの事を欧米ではジクサーと呼んでいたらしい。

つまりスラングが公式で使われるという圧倒的オフィシャル感よろしく花沢さんイソノクーンな訳だ。

つい最近知ったよ、サザエさんの原作マンガに花沢さんが居ないの。ということはだ、花沢さんのお父さんもそうだし、お母さんも居ないし、果ては(?)花沢不動産も存在しないという事になるのだ!

 

 

・・花沢さんの話が落ち着いた所で話は戻ろう。

ジクサー、正直言ってメチャメチャ乗りやすかった。軽い、粘る、痛くない。よって楽。スゲー楽。誰でも乗れそうだし、スゲー楽。あ、二回言っちゃった。

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御尊顔。今回は彼についてダラダラ語って行こうと思う。見切れてるのはcrf250rally。実はこっちが本命だったなんて口が裂けても言えない・・・

 

まず、軽い。軽いのはイイね、ホントにさ。軽いうえにハンドルが適度に高いから押し引きが楽。

もちろんそれはコーナリングにもバシバシ影響する。余りにも曲げやすくて「オレ上手くなったんじゃね?」と錯覚してしまう程だ。

詳しく言うと、身長170cmくらいの人に対してのハンドル、ステップ、シートの身体を支える三点に一切ムリが無い。ということは余計な力が入ったり、力が偏ることがない。そして車体が軽いとライダーの動きに敏感に反応するから、とてもナチュラルな状態で道路を曲がる事が出来る。

 

あとエンジンね。これがまた驚いた。乗りやすい。

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この前乗ったグロムと同じで低速からゴリゴリ進んでいく。街中だと3速固定でだいたいどーにかなる。ちなみにトランスミッションは最高5速だから、あと2回も変身を残しているということだ。このジクサー、余裕しゃくしゃくである。

 

そして振動がほぼない。空冷単気筒なのにも関わらずだ。ハンドルミラーシートステップどこ探しても振動がほぼない。

急に個人的な話にはなるが、単気筒はライディングもそうだが振動も楽しむエンジンだと思う。

なんかこう「排気音とかのメカメカしさ」とか「エンジンの存在感ある爆発」的なモノを感じられるのは単気筒の右に出るものは居ないだろう。というのが俺の持論。 (エラソーに)そしてそんなエンジンが好き。

だが今回は違った。多少のメカメカしさはあるものの、全てが上手く纏まっていて単気筒とは思えないエンジンとなっている。乗り始めは「物足りねぇ」って思ってたけど、乗っていくうちに「おおっ」最終的には「スゲェ!」って完全にこのエンジンの虜になっていた。こんな単気筒もあるのかと。ものの見事にさっきの持論は消え去っていった。

正直、150ccは原付2種に毛が生えた程度かなと思っていたが、それは大いに間違いだった。たしかに15馬力とスペックだけみたら非力だけど、これなら速く走れる。いや、速く到達出来る。(?)

なんだろう、このエンジンに対して適切な言葉が見つからない。「楽!」確かに。「速い!」なんか分かる。「静か!」そりゃそうだ。ネガティブな部分が出てこない。改めて言うとスゲェエンジンだと思う。

 

シートもね、なかなかの出来。少し固めではあるけど、ケツの自由度がかなり高く疲れにくい。また、横の絞りが絶妙で足が当たって痛いなどのストレスを感じさせない。

そのうえグラブバーも付いてるからタンデムの人にも優しいし、荷物をくくりつけておくのにも良い。

 

ブレーキもスゲーよかった。特にフロントブレーキ。キャリパーにBYBREの文字、調べてみたらブレンボ系列のようだ。ブレーキが良いとバイクに乗るのがこんなに楽しいとは思わなかった。良く止まる、そしてタッチが柔らかい。エクセレント。

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リアは普通。あまりにもフロントが優秀すぎて特に印象がない。それほどBYBREは凄いのだ。

 

あとはマフラーか、飛び出している部分が大きくて穴が二つあるんだよね。全体で見渡してもかなりの存在感がある。でも排気音はかなり静か。人もそうだけど見かけによらないなぁ・・

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うーんデカイ。そして質感が高い。

 

ジクサー、正直言ってこの価格でこのスペックは極めて異常だ。外観の好みは人それぞれだが、バイク自体の運動性能は高い。走る、止まる、曲がる。バイクの基本三原則とも言われる要素のレベルが高い。もっと言うなら軽くて取り回しが良いから、何気ない普段使いにも臆することなくガンガン使っていける。そしてセンタースタンドも付いているモンだから整備性もとても高い。値段も安く、本体価格が32万円。グロムより安い。ね?これだけでも異常でしょ?

 

30分の試乗ではあったが、インドのバイクオブザイヤーで13の賞を取った理由がなんとなーく分かった気がした。

経済的であり、カッコよくて、どこでも走れそう。バイクとしての1つの理想形ともいえるからこその賞だと思う。スゲーよジクサー。てかスゲーよスズキ。